乗馬施設を選ぶ際に重要なポイント5つ
乗馬施設の一番の財産が、馬です。
もちろん他の項目も大事ですが、それよりもはるかに馬は大事になります。
馬という動物の印象、レッスンの進み具合、安心感、楽しさなど、全ての項目に馬は絡んでます。
馬の質と言われて、何を基準に判断するのかは難しい所ですが、ひとまず今回は「安心できる馬」にしておきましょう。
どんな暴れ馬でも乗りこなしてナンボだろ!という方は別ですが、教習所のコースや車が安心できない物だったら、乗るのも怖くなってしまいますからね。
乗馬施設によって、実は微妙に、提供しているサービスが違います。
・技術専門の所
・広い土地を散歩するのをメインとしてる所
・馬との接し方を教えてる所
・みんなのペットとして、馬を飼ってるような所
・総合的に、何でも取り組んでる所
場所によって、全くやる事が異なります。
目的が違う所に行って、こんなの俺がやりたかった事じゃない!と言っても、 それは運営側じゃどうにも出来ません。
施設のホームページなどで、判断が出来ます。事前に把握しておきましょう。
良いか悪いかは置いといて、乗馬という習い事の楽しさは、ここで一番左右されると思います。
というのも、自分と教える人とで方向性が違うと、レッスンは本当につまらなくなるからです。
私はのんびり乗りたいという人に、「そんなんだから上手くならないんだよ!」という担当がついても意味が分からないし、
馬も人も楽しかったらそれで良いという人に、由緒正しき馬術は~とか言っても通じませんよね。
教えてる人のレッスンの質は、非常に重要になってきます。言葉の選び方、専門用語の例え方、レッスンの雰囲気作り、会員さんが困ってる時の対応の仕方など、ここは判断材料として重要です。
「俺、この人の例え話はスッと入ってくる」だったり、「この人の馬への考え方、私は好きだな」という人が居たら、それは大当たりです。
ただ、馬なんかより自分が走れりゃ良いんだよという会員に、同じような考えの担当が付いたら、馬からしたらとんでもない事です。これが有り得るので、最重要とは言わない事とします。
既にその部活や施設に参加されている方が、どれだけ楽しそうにしているかも、判断材料としてはありです。
やっぱり、楽しければ自然と笑顔が多くなるものですし、しっかり馬の魅力を教わっていれば、馬に対しての接し方も変わってきます。
また、スタッフや顧問の先生が、メンバーにどういった接し方をしているのかも分かりますからね。
ただ、これは正確に調べるのは難しいです。
知らない人にいきなり聞き込みをする訳にもいきませんし、知識として知っておいてください。という内容です。
個人的にはあまり重要視はしていませんが、施設自体の環境も判断材料の一つです。
キレイなところや、最新の設備がそろっている場所は、それだけ馬も人も過ごしやすいですからね。
例えば、屋根がついてる馬場があるから、雨の日でも乗れそうとかは、人によってはけっこう重要なポイントです。
あと、乗馬クラブだったら、自分の都合の良い時間に、どれくらいレッスンをやっているかは大事ですよ。
入会したは良いけど、来れる時間に全然レッスンがないじゃ、もったいないです。
乗馬クラブまとめ
乗馬クラブを選ぶときは、まず「馬とどんなことがしたいかな?」と考えて、その楽しみ方や競技に合った乗馬クラブを探していきましょう。最初から1ヵ所に絞る必要はないので、候補が決まったら実際に見学や体験レッスンに行って、乗馬クラブの雰囲気や設備、料金なども確認してみてくださいね。